日本全国の遊歩道まとめ〈Part2〉

日本全国の遊歩道まとめ〈Part2〉

2022-10-07

 今回は、前回のpart1に引き続き、日本でも選りすぐりの遊歩道をご紹介していきます!

 まず初めに、遊歩道を紹介する前に、歩道の歴史と日本での歩道の歴史についてご説明します。

 歩道の歴史やできるまでの経緯について深く知っていただき、日本各地の遊歩道に興味を持って頂ければと思います。

 

『歩道の歴史』

日本の道路に歩道が出現したのは、馬車が導入された幕末から明治初期にかけてのことで、開港場につくられた外国人居留地で、最初に歩道が誕生したとの説があります。

横浜市ある日本最初の様式公園で、日本のテニス発祥の地としても知られる山手公園は、その周辺遊歩道も日本で最初につくられた遊歩道といわれています。

 

『日本歩道の歴史』

 日本では、幕末まで車輪のついた乗り物が例外的な存在であり、道が基本的に歩行者のものであったことから、「歩道」という用語自体が近代までなかったものと言われています。


また、日本の道路において、歩行者のみが通行できる「歩道」の文化や概念がなかったそうです。

各国の領事たちは江戸幕府に対し、安心してピクニックや馬の遠乗りを楽むための遊歩道と公園の設置を何度も求めた結果、幕府は遊歩道と公園の設置を許可し、公園に先立ち石畳の遊歩道が完成したそうです。
銀座煉瓦街などは早期の代表例といえる。このほかに、鎖国時代に唯一外国と交流があった長崎は、日本の歩道発祥の地だという説もあります。

歩道としての人道が整備されたという古い記録では、1805年(文化2年)に、東海道の京都にある日岡峠 - 大津間で、人が歩く道と車道を区別した道路が建設されたという記録があります。また、1872年(明治5年)に、東京の道路において、馬車道と人道を区別して、その境界に樹木を植えるように御触れが出されていました。

歩道の必要性が認識され始め、本格的に整備されるようになったのは、1903年(明治36年)に自動車が初めて日本に輸入されて以降のことです。
1919年(大正8年)の街路構造令には一定の条件下での歩車道分離が盛り込まれました。

 

 

『全国各地の遊歩道』 

  

鶴仙渓遊歩道 【石川県】

 石川県を代表する温泉、山中温泉。
その温泉街のすぐそばに、四季折々の渓谷美を味わえる観光スポットがあるのをご存知でしょうか。
「鶴仙渓」という名の渓谷で、温泉客だけでなく、各地から人を集める県内屈指の観光地です。

石川県の南部、加賀市山中温泉(旧山中町)に、鶴仙渓(かくせんけい)という渓谷があります。
名湯山中温泉の温泉街を流れる大聖寺川が作り出した渓谷で、温泉客も気軽にそぞろ歩きできることから人気の高いスポットです。

山中の温泉街に沿って流れる大聖寺川の渓谷で、上流の「こおろぎ橋」から「黒谷橋」までの約1キロの区間をさす鶴仙渓。S字型の斬新なデザインの「あやとりはし」、総ヒノキ造りの「こおろぎ橋」は四季を通してはもちろん、紅葉の時期の眺めは最高です。また、松尾芭蕉を祀った「芭蕉堂」や、書院造りの武家屋敷に九谷焼や尾形光琳の作品を展示した「無限庵」、「鶴仙渓川床」など周囲の見どころも多い散策スポットです。

 

渓谷沿いには遊歩道が整備されていますが、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。渓谷の深い緑と清らかな水の流れの中、心静かに散策をお楽しみください。

「あやとりはし」の近くに期間限定でオープンする休憩処「川床」では、優雅なひとときを過ごせます。地元の飲食店や旅館が提供する弁当なども楽しむことができます。春は新緑を眺め、夏は水の流れる音で涼み、秋は紅葉を愛でる。鶴仙渓でしか味わえない風情あるひと時をお楽しみください。 

 

 

 

雄島自然研究路 【福井県】

 雄島は坂井市三国町安島にある岩石島です。
1,200万年前に噴出した輝石安山岩でできていて、標高は27m、周囲は2kmという、越前海岸で一番大きな島で、越前加賀海岸国定公園にも含まれています。

 

 雄島は、東尋坊の北約1.5kmの海上に浮かぶ無人島で、224mの朱塗りの雄島橋を渡っていく。大湊神社の鳥居が、ちょうど門のように島の入口にあり、鳥居をくぐって階段を上ると島内一周の遊歩道がある。島内には、タブノキやヤブニッケイなど学術的にも貴重な植物群が見られ、散策を楽しむ若者や家族連れで賑わいます。

雄島は、島全体が大湊神社の鎮守の森として信仰されてきました。
地元の人には『神の島』とあがめられていたり、「地球のエネルギーがぶつかって、ものすごいパワースポットになっている違いない!」と言われていたりもします。

 

雄島には『瓜割の水』という湧き水があります。
海に近い場所に湧いていますが、雄島に降った雨が流れ出た地下水なので、塩水ではなく真水です。

福井で『瓜割』といえば、福井県若狭町にある、名水百選にも認定されてる瓜割の滝が有名。
ですが、福井県内には『瓜割』と名前のついた湧水地がいくつかあり、その名前の由来は「瓜を入れると割れてしまうほど冷たい」ことからだそうです。

 

 

 

▼堂ヶ島 【静岡県】

 堂ヶ島(どうがしま)とは、静岡県賀茂郡西伊豆町にある景勝地。その景色の美しさから「伊豆の松島」とも称えられています。

 

西伊豆「堂ヶ島」。遠くに富士山が望め、沈む夕陽は言葉が出ないほどの絶景です。日本版の青の洞窟「天窓洞」をはじめ、雄大な自然を生かしたスポットや、古くから伝わるグルメ、オーシャンビューの宿など、観光にぴったり場所も数多く存在します。

美しく折り重なる白い火山灰層は堂ヶ島の特徴的な景観を作り出しています。また、海岸の崖には、波がうがった洞窟(海食洞)である「天窓洞(てんそうどう)」(国指定天然記念物)があり、遊歩道や遊覧船から楽しむことができます。

 

「堂ヶ島天窓洞(どうがしまてんどそうどう)」は堂ヶ島を代表する名所です。柔らかい凝灰岩でできた岩を波が浸食して洞窟になったもので、中へは遊覧船で入ることができます。真ん中が丸く天窓のように開いており、そこから注ぐ太陽の光が海水に差し込み、青く光る様子はとても幻想的です。まさしく「青の洞窟」。

堂ヶ島やその周辺の海岸線は、伊豆の火山活動で生まれた起伏に富んだ海岸線が、雄大で美しい景観を形作っています。堂ヶ島から出港する観光船クルーズ「堂ヶ島マリン」でその全貌が見渡せます。国の天然記念物、天窓洞(天窓洞の項参照)も海上からはこの観光船でしか行けません。
一番遊覧時間が短く、手軽なコースは「洞くつめぐり遊覧船」です。所要時間は20分ほどで、天窓洞だけでも見たいという人におすすめです。 

 

 

 

▼東海自然歩道(新城市) 【愛知県】

 東海自然歩道(とうかいしぜんほどう)は、東京都八王子市高尾の「明治の森高尾国定公園」から大阪府箕面市箕面の「明治の森箕面国定公園」までの11都府県約90市町村にまたがる長さ1,697 kmの長距離自然歩道です。

 

 東海自然歩道連絡協会は、自然歩道が通過する関係団体がお互いの連携を深め、各地の優れた個性と魅力を紹介し、観光レクリエーションのマナーの啓蒙活動と、地域会社の発展に寄与することを目的に設立されました。

 

東海自然歩道は、東京の「明治の森高尾国定公園」から大阪の「明治の森箕面国定公園」までの太平洋ベルト地帯の背後を結び緑豊かな自然と貴重な歴史文化財を訪ねながら、心身の健康と安らぎを得るための場として昭和45年から整備され、国民共通の遺産であり誇りでもある美しい日本の自然を国民の誰もが心ゆくまで探勝できるようにという願いがこもっています。沿線の自然保護をはかりながら四季を通じてハイキングが楽しめるように整備され、自然に親しむ現代版の“東海道五十三次”となっております。

 

 

▼熊野古道 松本峠~花の窟 【三重県】

古より皇族から庶民まで身分に関わらず幅広い人たちが行き来した「熊野古道」。和歌山県紀伊半島にある熊野三山を目指すこの道は道自体がユネスコ世界遺産にも登録されていて、道中では樹齢800年を超す大樹などの自然はもちろん、江戸時代に敷かれた石畳などの史跡を見られるのが醍醐味です。 

 

 熊野は、川や滝、巨岩に神が宿るとして崇める自然崇拝を起源とし、「よみがえりの地」として、人々の心を癒やす特別な地。中でも、「熊野三山」、「熊野古道」、「那智の滝」は、フランスで最も権威ある旅行ガイドでも高い評価を受け、世界的にも有名な地となりました。熊野詣は日本人の旅(巡礼)の起源ともいわれ、古人の想いを辿り歩くように、現在でも多くの人が訪れます。

 

2004年7月には、この三つの霊場とそれらを結ぶ参詣道、そして自然と人の営みが長い時間をかけて形成した文化的景観が、人類共有の財産としてユネスコに認められ、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました。

田辺から熊野本宮に向かう中辺路(なかへち)、田辺から海岸線沿いに那智・新宮へ向かう大辺路(おおへち)、高野山から熊野本宮へ向かう小辺路(こへち)が、「熊野参詣道」として世界遺産に登録されています。
最も多くの参詣者が歩いたとされる熊野参詣道・中辺路。その難行苦行の道のりを終え、最初にたどり着くのが熊野本宮大社。最初に熊野本宮大社を望む「伏拝王子」の名は、やっとたどり着いた熊野本宮大社を伏して拝んだ、との由来からと伝えられています。

 

 

▼哲学の道 【京都府】

日本の道100選にも選ばれた「哲学の道」は、京都市左京区にある琵琶湖疎水分線に沿った1.5キロほどの歩道で、秋になると美しい紅葉を楽しむことができる紅葉の名所としても知られています。

  

 その名の由来は、近代日本の代表的な哲学者である西田幾太郎や、経済学者の河上肇などが歩き、思いにふけったことから「哲学の道」と名付けられたと言われています。この哲学の道での紅葉の見ごろは、例年11月中旬から11月下旬とされています。

散策路である哲学の道は、実際はそんなに道幅が広くはありません。水路沿いに植えられたその木々たちが秋には真っ赤に色づくのですから見ごたえあること間違いなしですよね。もちろん秋だけでなく春には桜、初夏は新緑と、日本の四季を存分に感じられる場所となっています。これは「日本の道100選」に選ばれるわけですね。

 

紅葉の名所として有名な「永観堂」から北へ5分ほど歩くと、小川沿いに熊野若王子神社と銀閣寺をつなぐように通る小径があります。日本の道百選にも選ばれている、この小径の名前は「哲学の道」。

銀閣寺と南禅寺(正確には、若王子神社)の間を結ぶ、約2kmに渡る散歩道。20世紀初期の哲学者である京都大学教授 西田幾太郎(きたろう)が、毎朝この道を歩いて思想に耽っていたことにちなんで名付けられた。脇を流れる運河は、日本最大の湖である琵琶湖から引かれた疎水です。付近を流れる白川は標高に従って北から南へ向かって流れる一方で、人工的に作られた疎水は南から北へ流れている。桜の名所としても有名であり、道沿いには日本画家 橋本関雪によって寄贈された関雪桜が並んでいます。

哲学の道周辺には、紅葉狩りにぴったりな寺院もたくさんありますので、のんびりと散策しながらそれぞれの観光スポットも巡るのが、おすすめの楽しみ方です。 

 

 

▼明治の森箕面国定公園(箕面の滝) 【大阪府】

 明治の森箕面国定公園は、昭和42年に「明治百年」を記念して東京都の高尾山とともに国定公園に指定されました。

 

 

標高約100~600mの箕面市北部山地に広がる風光明媚な自然公園(国定公園)
幅5m、落差33mもある壮大な箕面の滝から森林を縫うような渓谷となっていて、一帯には980種もの植物や3,000種を超える昆虫が生息しています。

大阪府の貴重な自然の森であるとともに、東海自然歩道の西の起点でもある。四季折々の風情が楽しめ、春の桜、冬の樹氷や氷柱、そしてとくに晩秋の紅葉がたいへん美しい。箕面山は古くから山岳仏教の聖地で、役行者が開いたという修験道の根本道場・瀧安寺(箕面寺)などの古刹も見られます。
また、滝へ行く途中の道にある昆虫館も有名。1万点近くの昆虫の標本に加えて、大温室・放蝶園には約30種200匹以上の蝶が飛び交い、四季を通じてその生態が観察できます。

 大都市近郊にありながら、およそ1,100種の植物と3,000種の昆虫を数える「自然の宝庫」として自然観察やハイキングなど四季を通じて多くの人々が訪れます。

 

 

【古くから文人歌人にも愛された滝と渓谷美】
関西屈指の名瀑。幅5m、落差33mもある壮大な箕面の滝のマイナスイオン効果とともに森林浴のダブル効果で自然が満喫できる。大阪梅田から40分の距離ながら、四季折々の風情が楽しめます。
春の桜、冬の樹氷や氷柱、そしてとくに晩秋の紅葉がたいへん美しく、自然を満喫することができます。 標高約100~600mの箕面市北部山地に広がる風光明媚な自然公園(国定公園)。当公園が東海自然歩道の終点(起点)である。 年間200万人以上が訪れる北摂屈指の観光地であり、公園に至る遊歩道「滝道」沿いにはレストラン、カフェ、旅館、土産物店が点在しています。  

 

 

▼熊野参詣道 小辺路 (果無越え) 【奈良県】

 熊野古道小辺路」は、高野山から熊野をつなぐ、険しい山中を通る参詣道。

道中は千メートルを超える3つの峠があり、つづら折りの急坂が多い道だが、豊かな自然が今も手付かずで残っている。また、峠道などにも石畳の道が良好な状態で続いているほか、沿道には小規模な寺院や旅館の遺跡、道標、石仏などがあり、熊野参詣道の中でも、往時を偲ぶにはこの道が最高との評も。雄大な自然に包まれた趣がある。

 

 高野山大門の南側から高野山大学の裏手に続いている高野山のかつての外周道(結界道)、いわゆる女人道の終点である、ろくろ峠を起点として、高野山と熊野本宮を最短距離で結ぶ約70kmの街道を高野街道もしくは熊野古道小辺路といいます。

 

 途中、水ヶ峰、伯母子岳、三浦峠、果無峠と、1000m級の山越えがあり、最短ルートといえどもかなり険しい山岳道です。江戸時代中期の『三熊野道中日記』には、摂津国の造酒屋、八尾八左衛門が三泊四日で高野山から熊野本宮に至ったと記されています。

途中、水ヶ峰、伯母子岳、三浦峠、果無峠と、1000m級の山越えがあり、最短ルートといえどもかなり険しい山岳道です。江戸時代中期の『三熊野道中日記』には、摂津国の造酒屋、八尾八左衛門が三泊四日で高野山から熊野本宮に至ったと記されています。

 

 

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次回以降のPrat3もぜひご覧ください!